封筒の郵便代を安くする方法
毎月大量の郵送物がありその郵便代を安くしたい場合には、料金後納郵便という郵便局の制度を利用するのがオススメです。料金後納郵便とは、大量の荷物を差し出す際に事前に郵便局に申請しておけば、料金後払いで切手を貼らずに郵便物を運んでくれる仕組みです。料金後納郵便のメリットは次の3つです。
支払いを一カ月分にまとめた締め払いが可能となります。また、支払いも、金融機関の当座や口座から自動的に支払うことができるので、経理業務の効率化を図ることができます。
発送物がいっぱいある場合、切手を貼る作業は非常に手間になります。ましてや、配送先はお客様。切手を斜めに貼ってしまったりしないように細心の注意を払わなくてはいけません。料金後納郵便は、郵便局指定のマークを印刷かスタンプするだけで切手を貼らなくても発送作業をしてくれます。
広告郵便物は差出条件を満たせば割引制度の適用が受けられ、経費節減を図ることができます。
料金後納郵便の割引
料金後納郵便にはいくつか割引制度があります。
「送達余裕承諾」とは、通常よりも郵便物の到着に余裕をみて配達することに了承する制度です。3~7日程度送達に余裕をみるという条件で、大ロット配送の場合は割引制度を受けることができます。
差出人が同一の郵便区(郵便番号の上5桁の数字が一致する地域)に、100通以上の定形郵便物や定形外郵便物を同時に送付する場合に、一般の料金よりも割引される制度を受けることができます。これを「郵便区内特別郵便物」といいます。郵便物の表面の見やすい場所に「郵便区内特別」と表記することが必要となります。
社会・文化の発展に寄与する目的で、第三種郵便物と呼ばれる一定の条件を満たした新聞や学術刊行物については、割引制度が適用されます。また、さらに一定の条件を満たすと、低料第三種郵便物として、もっとお値打ちに配送することが可能となる制度もあります。
料金後納郵便のマーク表示
郵便物・荷物の表面左上部(横に長く使用するものについては右上部)に次のマークの表示をすることが必要です。
料金後納郵便のマーク表示は、印刷が一般的に多いですがスタンプでも問題ありません。
差出事業所名は、この郵便物を配送依頼する郵便局名のことです。これは。郵便物・荷物の外部に、差出人の氏名および住所または居所を明確に記載すれば省略しても問題ありません(荷物に表示する場合は表示中の「料金後納郵便」の文字に代えて「料金後納」の文字とすることができます)。
なお、上記のピンク部分(下部2分の1の範囲)には、お好みのイラストや文字などを記載した表示もすることができます。
企業様でよくあるのが、企業のロゴマークや、ブランドロゴ、企業の公式キャラクターなどが一般的に多いですが、地域の名産品や観光名所などのイラストも掲載できます。
ただし、「公の秩序または善良の風俗に反するもの」、「法令の規定に違反するもの(法令の例:商標法、不当景品類及び不当表示防止法等)」、「郵便事業の信用または品位を害するもの」「担当郵便局にて不適当と判断されたもの」については掲載することができませんので、事前に郵便局へ確認をしておきましょう。
前述した郵便料金の割引が適用される場合、このマークの部分で判別しています。
そのため、割引が適用された郵便物は、このマークが一般の料金後納郵便とは異なっています。
<送達余裕承諾(3日程度)の広告郵便物、区分郵便物、第三種郵便物(特割)の表示>
<送達余裕承諾(7日程度)の広告郵便物、区分郵便物、第三種郵便物(特特割)の表示>
割引のある場合の料金後納郵便表示のルールは次の通りです。
料金後納マークの申請手順
(1)最寄りの郵便局に電話または窓口で「料金後納郵便の申請がしたい」と申し出る
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(2)必要書類(承認請求書、支払い方法のための書類、本人確認書類など)の説明を受ける
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(3)必要書類を記載して提出
※複数の郵便局から郵便物を送る場合は、該当の郵便局に申請をする必要があります
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(4)承認のお知らせと共に、お客さまカード(ゆうびんビズカード)が届きます。
※一か月程度かかることがありますので、時間に余裕を見て申請をされることをオススメします。
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(5)お客さまカード(ゆうびんビズカード)と一緒に郵便物を提出
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